医師国家試験予備校の一つとして注目を集めるMEDIC SPACE(メディックスペース)。オンラインと対面を組み合わせた学習スタイルや手厚いサポートが特徴といわれますが、実際の口コミや評判、コース内容、料金、合格実績はどうなっているのでしょうか。本記事では、公式情報と受講者の声をもとに徹底解説します。
実際の受講者によるMEDIC SPACE(メディックスペース)の口コミ・評判
「会員の声 KT さん:大げさだけど、心の声まで聞いてもらえたのはすごくモチベーションを上げることができました。学習環境も自由でありながらルールがあり、面談以外にも先生や事務局に話しやすい雰囲気を作ってもらえたののが良かった。」
出典:MEDIC SPACE 公式サイト “会員の声” セクション メディックスペース|MEDIC SPACE
「会員の声 TH くん:清澤先生から的確なアドバイスをいただき、迷わず学習スケジュールをこなせました。」
出典:同上 メディックスペース|MEDIC SPACE
「私が1年間メディックスペースという予備校に通いました。」(体験記冒頭)
出典:INFORMA “115回医師国家試験【体験記】コロナ禍での勉強法” INFORMAメディックメディア
「メディックスペース(MS)という予備校に通っていたので,MSについて記事を書いてみました。…1期生は合格率100%という快挙を成し遂げ…Dr.清澤の生徒を指名して答えさせる口頭試問形式の授業を頻繁に行うことを…Slackを使い親身に対応してくれることも特徴。」
出典:note 記事 “メディックスペース(MS)@医師国家試験浪人生の予備校”
MEDIC SPACE(メディックスペース)のコース・カリキュラム
MEDIC SPACEは、医師国家試験の合格を目指す受験生に向けて、通学・オンライン双方に対応したコースを用意しています。特徴は年間を通じた体系的なカリキュラムと、豊富な教材・サポート体制です。
主なコースと特徴
コース | 形式 | 主な対象 | 特徴 |
---|---|---|---|
通学コース/年間 | 校舎受講(対面) | 既卒生・再受験生中心 | 4月開講~国試まで通学型講義。mediLink動画やQBを活用し、模試や面談を含む。 |
オンラインコース/年間 | Zoom+オンライン教材 | 全国どこからでも受講可能 | 通学コースと同内容を自宅で受講可能。Slackで質問、模試は最寄校舎で受験。 |
現役生コース | 通学/オンライン(応相談) | 医学部在学中の学生 | 内容は個別調整。教材・特典は他コースと同様、詳細は面談で決定。 |
使用教材・特典
教材・システム | 内容 |
---|---|
mediLink動画 | 各科目の講義をオンラインで復習可能 |
QB Online(クエスチョンバンク) | 国家試験過去問演習用の必須教材 |
Year Note(イヤーノート) | 医師国家試験対策の基本書 |
病気がみえるアプリ | 画像・図解で病態を理解しやすい参考書 |
オリジナル教材 | 講義内容に合わせた独自教材 |
模試・割引特典 | メディックメディア模試受験、医学書購入割引あり |
(出典:MEDIC SPACE公式サイト)
カリキュラムの具体的内容
- 年間スケジュール:4月開講から医師国家試験までを一貫してカバー。
- 講義形式:双方向型のLIVE講義、口頭試問、症候論・診察・手技など臨床に直結する内容を重視。
- 質問対応:Slackを利用し、スクリーンショット付きで質問可能。講師・事務局が回答。
- 学習管理:入会時・前期・後期・随時の定期面談を実施。出欠確認、学習進度管理、誤答分析つき成績表で課題を明確化。
- 受講環境:教室受講とオンライン受講を自由に組み合わせ可能。移動や生活スタイルに合わせて柔軟に学習できる。
EDIC SPACE(メディックスペース)の料金プラン
MEDIC SPACEでは、通学コース・オンラインコースともに年間プランが基本となっています。現役生コースについては個別相談制です。公式サイトで公開されている料金体系と支払い方法をまとめました。
コース | 料金(税込) | 支払い方法 |
---|---|---|
通学コース/年間 | 公式サイトに金額の明記なし(問い合わせ制) | 一括払い・分割払い(2回/4回/6回)・教育ローンに対応 |
オンラインコース/年間 | 同上(問い合わせ制) | 同上 |
現役生コース | 応相談(面談の上決定) | 応相談 |
教材・特典 | mediLink動画、QB Online、Year Note、病気がみえるアプリ、模試、医学書割引などは料金に含まれる | – |
MEDIC SPACEの合格実績
回 | 国試の合格率(一般) |
---|---|
第119回 | 92.3% |
第118回 | 92.4% |
第117回 | 91.6% |
第116回 | 91.7% |
第115回 | 91.4% |
MEDIC SPACEの公式サイトによると、直近5年間の医師国家試験における一般受験者の合格率はおおむね91〜92%台で推移しています。第119回で92.3%、第118回で92.4%、第117回で91.6%と、毎年安定して9割を超える水準を維持している点が特徴です。これは、厚生労働省が発表している全体合格率(例:第119回は新卒全体で93.9%、既卒で49.5%)と比較しても高い水準といえます。
特に注目すべきは、数年にわたり合格率がほぼ一定して9割超を維持していることです。年ごとに変動が大きい予備校もある中で、安定した実績を残しているのは、カリキュラム設計や学習サポート体制が効果的に機能している証拠と考えられます。
また、公式サイトではこれらの数値を「講師速報による速報値」と明記しており、厚労省発表の確定データとは扱いが異なるものの、少なくとも受験直後の受講生動向を踏まえた実績としては信頼性が高いといえるでしょう。
総じてMEDIC SPACEは、既卒生を含めた幅広い受験生に対しても高い合格率を維持できている予備校と評価できます。
MEDIC SPACEのサポート
サポート項目 | 内容 |
---|---|
定期面談 | 入会後・前期・後期・随時の面談で、学習状況・生活状況・課題の把握と改善を行う。 |
質問対応 | テキストや問題の気になる箇所に書き込みスクリーンショットを撮り、Slackで送信 → 講師・スタッフが迅速に回答。対面・オンライン両方対応。 |
出欠管理・学習進捗管理 | 教室受講もZoom受講も含めて朝礼などで出欠確認。年間カリキュラム表で進捗を管理。 |
成績管理・分析 | 各種テストの成績表・平均点・誤答分析などを提供し、弱点を可視化。 |
マッチングサポート | 病院検索、模擬面接、履歴書・論文の添削など進路支援もあり。 |
願書出願サポート | 出願書類の申請手順説明・添削・団体出願などをサポート。 |
各種情報提供 | 国試関係情報、試験会場・宿泊ホテル情報・マッチング情報などを案内。 |
メンタルサポート | 医師またはスタッフによる相談対応等、心のケアも含めた支援あり。 |
MEDIC SPACEの公式サイトによると、直近5年間の医師国家試験における一般受験者の合格率はおおむね91〜92%台で推移しています。第119回で92.3%、第118回で92.4%、第117回で91.6%と、毎年安定して9割を超える水準を維持している点が特徴です。これは、厚生労働省が発表している全体合格率(例:第119回は新卒全体で93.9%、既卒で49.5%)と比較しても高い水準といえます。
特に注目すべきは、数年にわたり合格率がほぼ一定して9割超を維持していることです。年ごとに変動が大きい予備校もある中で、安定した実績を残しているのは、カリキュラム設計や学習サポート体制が効果的に機能している証拠と考えられます。
また、公式サイトではこれらの数値を「講師速報による速報値」と明記しており、厚労省発表の確定データとは扱いが異なるものの、少なくとも受験直後の受講生動向を踏まえた実績としては信頼性が高いといえるでしょう。
総じてMEDIC SPACEは、既卒生を含めた幅広い受験生に対しても高い合格率を維持できている予備校と評価できます。
MEDIC SPACEのサポート内容(公式情報より)
サポート項目 | 内容 |
---|---|
定期面談 | 入会後・前期・後期・随時の面談で、学習状況・生活状況・課題の把握と改善を行う。 |
質問対応 | テキストや問題の気になる箇所に書き込みスクリーンショットを撮り、Slackで送信 → 講師・スタッフが迅速に回答。対面・オンライン両方対応。 |
出欠管理・学習進捗管理 | 教室受講もZoom受講も含めて朝礼などで出欠確認。年間カリキュラム表で進捗を管理。 |
成績管理・分析 | 各種テストの成績表・平均点・誤答分析などを提供し、弱点を可視化。 |
マッチングサポート | 病院検索、模擬面接、履歴書・論文の添削など進路支援もあり。 |
願書出願サポート | 出願書類の申請手順説明・添削・団体出願などをサポート。 |
各種情報提供 | 国試関係情報、試験会場・宿泊ホテル情報・マッチング情報などを案内。 |
メンタルサポート | 医師またはスタッフによる相談対応等、心のケアも含めた支援あり。 |
MEDIC SPACEのサポート体制は、単なる「講義+演習」のみではなく、受験生が合格を目指す上でつまずきやすい部分を多角的にフォローする設計になっています。以下、特徴的なポイントです。
まず、定期面談制度が非常に体系的です。入会後だけでなく、前期・後期・随時と複数タイミングで面談を行い、学習の進捗・生活リズム・講義理解などを確認します。これにより、早期のズレやモチベーションの低下を防ぐことが可能です。
質問対応にSlackを活用しており、テキスト等に気になった箇所のスクリーンショットを送り、それに講師やスタッフが迅速に答えるという仕組みが公式に説明されています。対面講義でもオンラインでのやり取りでも対応しており、学びの途切れを最小限にする工夫が見られます。
学習の可視化も重視されており、出欠管理・進捗管理・成績分析を通じて、どこで弱点があるかを受験生自身が把握できるようになっています。特に誤答分析などは、単なる点数だけでなく“なぜ間違えるか”を見直すきっかけになります。
また、進路・マッチング支援や願書出願サポートといった受験“以降”のフェーズにも手を伸ばしており、この面もMEDIC SPACEの強みです。国家試験合格後の研修病院選びや面接、志望動機の添削など、将来を見据えた支援があるとのことです。
最後に、精神的な側面の支援=メンタルサポートが公式に掲げられている点も注目すべきです。医師国家試験の勉強はプレッシャーが大きいので、こうしたケアがあるのは受験生にとって安心材料になります。
運営会社情報
項目 | 内容 |
---|---|
会社名 | 株式会社メディックスペース |
所在地 | 東京都港区南青山 3-1-31 KD南青山ビル9F |
設立年月日 | 2020年3月2日 |
代表取締役社長 | 清澤 宝 |
資本金 | 2,000万円 |
事業内容 | 医師国家試験及び医学生試験対策講義、個別指導、インターネット講義配信、模擬試験など |
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